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​そもそも、

そもそも、サポートブック誕生の原点は、がんを患う親と、その子どもたちを支えるためのコミュニケーションツールにしてほしい、闘病中の親子がお互いのメッセージを伝え、絆を深めるために「むつかしくない手助けができれば…」というチームの思いでした。

多様な職種、職域のメンバーたちが集まり、誰もが手に取りやすい「ふつうの視点」をひとつのコンセプトに、チームの思いとふくだとしおさんの「イラスト」のコラボレーションから、サポートブックは生まれました。33ページのこの冊子には、親子の「これまで」や「これから」を見つめてもらうための質問が20項目並んでいます。がんを患う親と、その子どもたちの絆から生まれ、親子や家族の記録。親子が大切な事を伝え合い、絆を深め、豊かな時間を過ごすためのツールへと発展したサポートブック。
出版を通じて、より多くの人に手に取ってもらうことが夢であり、2009年にそれが現実となりました。
中国新聞連載「親子のうたがききたくて」多くの読者から反響を頂きました

サポートブックは、これまでにない「がんを患うの親から子へ、家族をつなぐ絵本」として注目され、2009年1月から「中国新聞」にてシリーズ記事として紹介されました。


この中国新聞の連載「親子のうたがききたくて」の記事に、読者や市民からの反響が日を追うごとに大きくなり、予想以上に「がんに限らず、多くの領域からサポートブックを使いたい」という声が寄せられるようになりました。
子育て、介護、不況の時代を背景として「絆」をキーワードとした連載記事となりました。

これは、「ふつうの視点」というチームのコンセプトが込められたサポートブックが、がん医療にとどまらず広い領域で求められ、広がろうとしていることを確信するものとなりました。

ふくだとしお+あきこ夫妻のやさしいイラスト

サポートブックのイラストは、人気絵本作家 ふくだとしお、あきこ夫妻(ユニット名accototoアコットト)の書き下ろし。このプロジェクトの趣旨に賛同し、引き受けていただきました。

​多忙なお二人が「サポートブック」の趣旨にご賛同いただき、素敵なイラストを描いてくださったことに、ここで改めて感謝いたします。

絵本作家accototo「ふくだとしお+ふくだあきこ」オフィシャルホームページ http://www.accototo.net/​

日野原重明先生の推薦の言葉

出版に際して、日野原重明先生に推薦の言葉をいただきました。

「サポートブック」は、親と子どもの親密な絆を作る台本となります。子どもたちがガンや難病などで短い人生を終わっても、この子とともに生きた記録は親の一生を支え、また、親を失った子どもの心にも親は一生生き続けるものと信じます。

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