骨盤のおはなし
まず、私達の骨盤がどんなものなのか、骨の確認をしてみましょうか。
骨盤は、ひとつの大きな骨…という訳ではなく、
いくつかの骨がまとまって出来ています。
写真の骨盤を見て頂けますか?
骨盤 = 仙骨 + カン骨
【 仙骨 】
後ろ中央にある、逆三角の骨
先っぽにしっぽの骨(尾骨)がある
背骨の終点です。
神経が集中している箇所でもあります。
【 カン骨 】
ゾウさんの耳のように張り出した 腸骨・恥骨・坐骨から成る骨。
内臓を支えています。
上半身の重さを股関節を通じて脚に伝えています。
また、
この大きな2つをつなぐのが仙腸関節です。
【 仙腸関節 】
上半身の重さがかかるので、たくさんの靭帯で頑丈に補強されています。
わずかですが、動きます。
さて、この 骨盤が、いったいカラダのどこに位置してるのか?
確認してみると…
背骨の一番下の部分にくっついてる。
下からみていくと…
骨盤 + 背骨 + 頭蓋骨
つながっていますね(^.^)
骨盤の仙骨部分(逆三角の骨)は、背骨の終点になっていて、
ここにかかる上半身の重さは、仙腸関節を介して、下半身に伝わる…
また、
背骨を上までたどっていくと…アタマ…つまり頭蓋骨につながっている。
ついでに言うと
肩甲骨は鎖骨と繋がっていて…
とまぁ、
骨盤は結局のところ、全身とつながっている!
当たり前といえば、当たり前なんだけど、
私たち…こんなこと意識して、生活していませんよね?(^_-)
骨盤まわりをほぐしたり、しなやかにすることで…
全身の動きも、しなやかに・なめらかに…!
腰はカラダのカナメ…要 とよく言いますが。
まさしくその通り。
いえ、むしろ骨盤が、カラダの要…なんじゃないかと思っています。
(カナメ、要と言っていると、なぜかいつも「要潤(かなめじゅん)」が脳裏に…
いい感じに胡散臭い笑顔がバーンと浮かぶ…と、脱線…(ー_ー)!!)
要潤(カナメジュン)は置いておいて…
このレッスン「ゆっくりゆったり骨盤体操」では、
私たち一人ひとりが持っている、マイ骨盤について、知って頂きながら
それぞれの部位が「得意とする動き」や「不得意とする動き」をさぐりつつ、
骨盤のみにとどまらず、
足、足首、脚、ひざ、腰、背中、肩甲骨、わきばら、腕、肩、首、顔、頭…と全身にアプローチしていきます。
骨盤を上手に使って、私たちのこのカラダ!(^^)! 長く、大事に使いましょ♪